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有名人と知り合いダゾと威張る朝夫さん [小林朝夫さん]

もうやめた、といいながら、ついついウケ狙いで書いてしまう小林朝夫ネタです m(_ _)m
なにしろ、こういうの書くと結構見に来てくれる人がいるので、過疎ブロガーとしてはついつい調子にのってしまうのです・・・

で、今回は、小林朝夫さんのツイッターを昨年までさかのぼって眺めてみました。

改めて読んでみますと、チェルノブイリの事故は地震が原因だった(2011年5月24日)とか、アクリル箱には放射線の遮蔽効果があるとか(同5月28日)、もう実に数行ごとに思わず失笑してしまうようなことが書いてあって、これはむしろエンターテインメントと考えたほうが良いのでは、と思ったりもします。

でも、これは何度も書いていますが、この方はそもそも蛍光灯にも反応してしまうような1万円ちょっとの簡易電磁波測定器で世界各地の地震を予知できるようなことをいっており、つまりは中学生レベルにも至らぬ科学リテラシー皆無のオッサンなのですが、そういう人をあがめてしまう人たちもいるんですよねぇ。朝夫さん、昨年4月11日には、地震を心配するフォロワの皆さんのお問い合わせに答えてこんなことを矢継ぎ早につぶやいておりましたぞ。

青森は大丈夫です。

新潟は大丈夫です。

三重には来ないです。

いまから計測と計算にはいりますのでツイートできません。きのう、あまり観測ができていませんでしたので、いまから観測・計算を強化したいと思います。

大阪、平気です。

秋田は平気です。


んー、まるでお告げを下す教祖さま気取り。まぁ麻原彰晃なんかもそうだったんだろうが、ウソ八百ならべてコレだもの、気分よかったろうね(笑)。


で、こっから本題に入ります。今回は彼のツイッターに出てくる有名人を拾ってみました。「オレは××とツーカーだ」みたいなことをいう方は、まぁ一般的にいうと虚栄心の強い、しかし自分に自信がもてないからコケオドシに走ってしまう、いささか精神的に不安定な方のような気がします。で、改めて読んでみると、小林さんはこの手のネーム・ドロッピングが大好きな方である。


弁護士・衆議院議員の丸山先生のおかげでツイートアカウントは削除されずにすみました。この場を借りて厚く感謝申し上げます。丸山先生、ありがとうございます。(2011年5月24日)

この肩書に該当するのは自民党の丸山和也氏でしょう。何だか文脈がよくわかりませんが、「行列のできる法律相談所」で有名になった丸山氏と知り合いだゾといって威張っていることはわかる

政治家の先生や色々な方々が応援してくれていますので心強いです。(2011年5月27日)

話の流れからして「丸山和也とツーカーだ」といいたいのでしょう

もんじゅの件、現在、原子力検査委員の責任者と電話でやり取りしていますので、後ほど詳細をお知らせします。(2011年5月28日)

しかし「原子力検査委員」って何? そんな名前、一度も聞いたことがないのですが? これは創作でしょうね

もんじゅの責任者から電話がありました。(2011年5月28日)

「もんじゅの責任者」って? 高速増殖炉研究開発センターの所長のことだろうか? これも創作でしょう。

「あさおちゃん、オレの歌でよかったら、いくらでも聞かせてやる」そういって、ヒロミツさんは車の中で5曲続けて歌ってくれた。(中略)by hiromitsu suzuki(2011年5月29日)

歌手、タレントの故鈴木ヒロミツ氏のことを言っているのでしょう。もはや裏はとれません

「キミが立派な大人になったらセニョリータって呼んであげるよ」by ケーシー高峰 ボクが19歳のときのことでした。(2011年5月29日)

漫談のケーシー高峰氏が知り合いで、面白いギャグをかましてもらった仲だゼ、といいたいらしい。しかし肝心のケーシー高峰のギャグがおもいっきし外してるので、「それで?」感が募る

山口君、大丈夫か? 食べて応援CM、TOKIO山口達也がセシウム20.47Bq/kgの内部被曝(2012年5月17日)

なれなれしく「山口君」とか呼んで「いかにも知り合い」という雰囲気を演出していますが、流石に両者に交流はないでしょう。一方的に先輩風を吹かせたものと思われます

小出先生と話しました(2012年5月21日)

京都大学原子炉実験所助教で、反原発の論客・小出裕章氏のことでしょう。どういうシチュエーションで話したのか全く書いてありませんし、これは非常に怪しい。そもそも朝夫は高校レベルの科学知識もないので会話が成り立つかどうか

そうそう、森山直太朗の10才の誕生日に3バルカンの衣装を着て家まで出かけて行ったっけ。森山良子さんの手料理を食べて・・。(2012年7月24日)

直太朗氏は1976年生まれ。朝夫の出演していた「太陽戦隊サンバルカン」は1981~82年の放送でした。直太朗10歳というと、放送終了後4年もたっている。直太朗少年が覚えているかもアヤシイそんな衣装を着ていくものでしょうか? そう考えるとこれもちょっとウソっぽいなぁ

萩本欽一さん、あのときは、たいへん申し訳ありませんでした。すみません。あなたが生きているうちに謝っておきます。(2012年8月5日)

これも意味がよくわからない。おそらく芸能界にいたときに何か失礼なことをして怒らせた、という話なのだろうが、ともかくネガティブなものであれ「欽ちゃんと接点があった」ということを言えば自慢になると思っているらしい。まぁ萩本氏のほうは何も覚えてないだろうけどね(笑)

本日、シェルパ斉藤さんからおいしそうなメロンをもらったのですが(後略) (2012年8月9日)

斉藤氏というのはフリーライターで、ウィキペディアによると八ヶ岳山麓に住んでいるというから、朝夫の近所で実際にお付き合いしている可能性は高いのでしょう

及川ヒロオさんに世話になりました。クイズハウマッチで外人が話すのにかぶせて日本語のおもしろい訳をアフレコしていた方です。小倉さんと一緒にやってました。家に泊めてもらったとき「おい、朝夫、この毛布でいいよな」って言って、ドピンクの毛布をかけてくれました。独身だったのに、なぜピンク?(2012年8月27日)

この方も故人。まぁ地味な方でしたので、こういうことを書いてもあまりネームドロッピング効果はないのは残念。ただ、芸能界ではついぞメジャーになれなかった人間同士の話だけに、こういう付き合いは本当にあったのかもな、という感じはします。

「人間という生き物は心の中が目に出るんだよ、それはテレビを通してもわかってしまう。だから怖いんだ、しっかり生きないと」 by 岸田森(2012年8月15日)

サンバルカン時代に朝夫が世話になったという俳優・岸田森氏の言葉は、こんな感じで随所に出てきます。まぁどれだけ深い付き合いだったか、みたいなところはわかりませんが、ま、しかし良い言葉のような気がします。たとえばこういう「目」をみると、「あぁこれは腹に一物ある人間の目だな」と多くの人が思うのではないでしょうか。実に皮肉です↓
asao_eye.jpg

しかし次に引く岸田森の言葉などは、朝夫が自分勝手に解釈して今の商売に生かしているように読めなくもない。

「俳優や役者というのはな、テレビに出ていようがなかろうが、そんなことはどうでもいいんだよ 生きていること自体が芝居なんだから」 by shin kishida(2011年5月29日)


つまりこの言葉、「演技する才能ってのは、別にテレビに出て芝居するときに役立つばっかりじゃない。芝居の才能は、小芝居して、人を騙してカネをむしり取るときにだって使えるんだからサ。人生生き抜いていくにゃあそれぐらいの事は必要よ」という風に読むワルイ奴もいるだろう、ということです。岸田森、今頃泉下で不肖の弟子のことを嘆いているような気がしてなりませぬナァ。

ということでまとめに入りますが、よく考えると朝夫の父君・小林亜星氏というのは芸能界ではビックな存在だったので、自らは何の実績もない朝夫も、芸能人仲間からはそうそう邪険な扱いを受けることもなく、いやむしろチヤホヤされたのではないか。たとえば森山良子だって「亜星の子どもが遊びにくる」っていったら、手料理のひとつも作ったかもしれないのデス。

そうなりますと、ここで引用したつぶやきの中にはかなりアヤシイ記述も多いのですが、父親の七光効果でじっさいにちょっとしたお付き合いがあったケースもあるにはあるんでしょう。それがしょせん「七光」のおかげであることに気づいていないのなら、こいつはイタイ。

ツイッターに名前を出された側もいささか迷惑なのではないかと思うのですが、しかし亜星氏はなお存命であるし、いろいろ言いたくてもいえない、ということもあるんではないか。ともあれ、子育てというのは一歩間違うと、子どもに大きな勘違いをさせてしまうのでしょう。怖いものです。


【追記】

朝夫さんの旧ブログ「サンバルカンの夜」でも、疑わしいネームドロッピングが再三あったのは有名な話です。

たとえば朝夫氏、このたび惜しまれながら亡くなった名優・大滝秀治さんについて「大滝秀治は私の叔父さんです」と書いていました。叔父というのは父または母の弟、という意味です。朝夫の父・小林亜星氏は1932年生まれ。大滝秀治氏は1925年生まれで、亜星氏より7年年上。となると大滝秀治氏が亜星氏の弟というのは物理的にありえない。大滝秀治氏=母親の弟、ということになります。 となりますと、朝夫の母親は秀治氏のお姉さんなわけですから、亜星氏より最低7歳上、おそらくは8歳以上年上です。ふーむ、ペタジーニみたいな例もありますから何ともいえませんが、亜星氏の世代で8歳上の嫁さんを貰うようなことはあんまり無かったような気がします。いや、そもそも亜星氏と秀治氏が義理の兄弟だったら、もうみんなに知れ渡ってて当たり前なんだが、そんな話は全然広まってない。

このほかにも、朝夫氏はNASAに知人がいて、放射線障害に効果のある「塗り薬」(笑)を送ってもらった、みたいな痛快なデマも発していましたし、いやもうホント、大物を気取るのはタイヘンですな。

【2012/10/17追記】

そのご誤りに気づいたので正直に(笑)申告しておくが、オレは「叔父→父母の実の弟」という風に理解していたのだが、叔父というのは「父母の妹の夫」、つまり父母にとっての義理の弟も指すらしい。となると、「大滝氏=朝夫母の弟」とオレが断定したのは誤りである。偉そうなことを言って、じつはオレが日本語を間違えていたようだ(笑)。人の間違いを指摘して喜んでいる立場上、オレも頬被りはできんと思うから、ここは謹んで訂正いたします。と同時に、該当部には抹消線を引いておくので宜しく。

なお、その後、ネットサーフィン(笑)をしていて、次のようなサイトを見つけた→「おシャマなTomの日記」。ここを読みますと、「(大滝氏の)夫人が小林亜星の妹さん」で、この件、「徹子の部屋で小林亜星が語っ」た、みたいなことも書いてある。これが正しければ、朝夫はこの件については本当のことを語っていたことになる。この点に論及したソースが他に見つけられないので、オレとしてはまだ今んとこ半信半疑ではあるが、これこそ仮に本当のことをいっても信じてもらえないオオカミ少年の悲劇であるので、朝夫氏も身から出たサビということでオレを恨まないように(笑)。

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