Ｓｐファイルという同人誌

趣味というか、何というか、ＵＦＯ現象にまつわる奇譚というのが昔から好きなのですが、こういう同人誌が産声をあげたとのことで、さっそく購入してみました。

とりあえず「第一回通販は終了いたしました」というのが残念ではありますが、とりあえず「ＵＦＯというのは宇宙人の乗り物でアル」という固定観念（？）にはとらわれず、その不可思議さをトコトン楽しもうという研究家たちの知的なスタンスが感じられる面白い書物なのでした。そう、ここでは好事家たちの知の饗宴が繰り広げられていたのでした。

そのあたりの感覚は一読してもらえばよくわかるのですが、例えば「宇宙人？からもらったパンケーキを食ったら段ボールのようでまずかった」とか「宇宙人？に頼まれて首をすげかえた（というだけでは全く意味不明でしょうが）」とかいう、ＵＦＯ関連業界では有名な事件をひきあいに、「こんなわけのわからん出来事が世の中にはあるのだ」とアピールし、さらにはそんな奇ッ怪な体験を性懲りもなく繰り返してきた人間というものの不思議を説いているのですな。

人跡未踏のこの荒涼たるブログで何を言っても糠に釘、暖簾に腕押しというのはわかっておりますが、第二号も計画中だといいますのでね、この輪が少しでも広がればいいなあと思っておるのでした。