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那須&南会津旅行記 [あとらんだむ]

夏の終わりの駆け込みで、28~30日の間休みをとり、二泊の家族旅行にいってきました。以下、ダラダラと旅行の記録です。

初日は都合あって東京を午後出発、那須塩原に直行して夕刻ホテルに着きました。「クアホテル寿苑」という宿は、その名のとおり「寝湯」やら「泡風呂」やら「露店風呂」やら「サウナ」やらそろえた広いお湯が売り物の宿らしい。確かに広々してて感じがよかった。
小生は試す機会がなかったけれも、無料のマッサージ器が並ぶコーナーもあって、年配の方がウットリして機械にかかってました(w)。それから夕食。1万ちょっとの宿泊費ということを考えれば、量もたっぷりの料理は秀逸の部類でしょう。どうもJA共済の提携旅館のようで、「やっぱり食べ物にこだわっているのでは」とは妻の推理です。唯一、眺望ということでいえば、部屋の下に道路があってけっこう車が走ってましたが、まあ窓を閉め切れば問題なし、と。

二日目はまず那須の南ヶ丘牧場へ。入場無料がウリということもあるのか、家族連れで大にぎわいでした。2歳児をロバに乗せたり、名物のピロシキ、ソフトクリームを食べましたが、なんか人が多くてのんびりできる雰囲気でもないので、早々に那須サファリパークへ。大人入場料2600円。入り口わきでサファリバス(大人1000円)に乗り込みます。
ここ、放し飼いの動物の合間を車で通っていくという文字通りのサファリパーク。マイカーで乗り入れることもできますが、途中、動物に窓ガラスやら何やらベロベロなめられて、場合によっては車が破壊(w)される恐れもあるとのこと。そんな事情もあり、2000円でレンタカーを借りられるサービスもあると聞いていたのですが、「いまはやってません」との職員の話で、バス乗車は余儀ないところ。まあ何はともあれ、バスでのパークめぐりです。昼間とあってライオンやら虎やらといった猛獣がぐったりねそべっていたのは想定の範囲内ですが、ひとたび草食動物コーナーに入れば、動物たちに金網越しに「エサをあげられる」というのがココのウリ。これはけっこう面白い。運転手さんが徐行して進んでいくと、勝手知ったるキリンや鹿、ゾウ等々がエサをねだって寄ってくるのでした。これは子供たちも楽しそう。ただ、一周してバスを降りると、あとは特に何も見るものナシ。こいつはちょっとあっけない。「あれ、富士サファリパークは色々施設あったけどな~」と思いました。だいたい入場料が2600円×3、バス代が1000円×3、途中で動物にあげるエサが1000円というわけですから、正直いって、ちょいとコストパフォーマンスはよくないような気がします。でも、那須サファリの名誉のために言っておけば、中1の娘は「今回いろいろ行ったなかで、サファリが一番面白かった」とのこと。馬鹿な親は、「うん、まあそういうもんだよな」とナットクしてしまうのでした。

そろそろ次なる宿へ、と考えていたところで、「なんとなくまだ物足りない」と妻がいうので、それならと那須ロープウエーへ。那須岳中腹まで瞬時に運んでくれるゴンドラで、上へあがれば空気は清涼、岩がゴロゴロの景観も見事。しばし深呼吸してリフレッシュしました。

この日の宿は福島県の湯野上温泉。那須岳の周りをぐるっと周回していくことになりますので、都合2時間ほどもかかります。宿の「ホテル大坂屋」は渓谷沿いの結構大きいホテル。那須はけっこう観光客でにぎわっていたけれど、ヤマひとつ越したこっちは意外に閑散としており、この日はホテルも貸し切り状態。露天風呂も勝手につかい放題でとても気分がよい。料理も名物だという鯉の甘露煮、馬刺しなど出していただいてなかなか結構。特筆すべきは景観で、部屋のはるか下をゴウゴウと音をたてて清流が流れていきます。対岸のホテルの露天風呂がほとんど丸見え状態だったのがちょっと面白い。のんびりできる宿でした…。

次の日はまず近場の観光。「塔のへつり」というのは渓流わきの切り立った崖がなかなか味のある雰囲気を醸し出している景勝地。遊歩道をしばし歩いて川面をわたる冷たい風にあたるととても気持ちがいい。
ついで、茅葺き屋根の家屋が通りの両側にずらりと並び、古い宿場町の雰囲気を味わえるという「大内宿」。ここはけっこうな人出でしたが、土産物屋をひやかしながらブラブラ歩いているとなんか「懐かしいなあ」という気分になってくるのでした。妻はここで福島みやげのモモとナシを買いました。


そろそろ帰らねばなりません。が、「どうせここまできたなら」と少し足をのばして喜多方でラーメンを食べていくことにしました。大内宿からは1時間半ぐらいだったでしょうか。
実はだいぶ以前、喜多方に行ってラーメンを食べたことがあるのですが、そのとき「おいしかった」と妻が激賞していた店にいくことにしたのでした。私の記憶では、それは喜多方駅前の「桜井食堂」だったのですが、さっそく入って食べてみると妻、「うン?」。むかし食べたみそラーメンを今回も注文したのですが、微妙に味が違っていて、感動がないらしい。「ほんとにこの店だったっけ?」と言うので、「まちがいない」と私。私自身も、そういえば昔はもっと旨かったような的な記憶がある。「うーん、有名店が観光地化して味を落とすってことはよくあるよね」…けっきょくそのような結論になったのですが、まあ「味覚の記憶」というのはなかなか微妙なものがありますからね。

それから一路東京へ。会津若松から高速に乗って4時間半ほどでつきました。いろいろあったけど、楽しかった小旅行、どなたかの参考になるようなことがあれば幸いなのでした。


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