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差異で資本主義は駆動する [NEWS]

アフリカ開発会議とやらが終わったようだ。

オレはつねづね言っているように経済オンチなのだが、しかし、中国だベトナムだ、そして今度はアフリカだ、といった具合に、先進諸国の資本が次々にそれまで「後進国」だった地域に入っていって、工場を建てたり商品を売り込んだりして経済を回しているのをみると、つまり「差異」こそが資本主義の原動力なのだと改めて思うのだった。

つまり、先進諸国から比べると安~い人件費で働いてくれる人がいっぱいいる地域、先進諸国ではだいたい欲しい人に行き渡ってしまったクルマやら家電製品がまだまだ求められている地域、そういう格差があるからこそ経済活動が駆動していく。

ビンボーで購買力もないと見限られていた地域が、先進国でモノが売れなくなってみれば、逆に無尽蔵の可能性に満ちた場所にみえてくる。そういう仕組みなのだとオレは自分勝手に理解している。

だが、中国が一気に金持ちになってしまったように、「未開の秘境」と先進国の差異は急速に消費されてしまうのである。切り札のアフリカまで召還されてしまって、さて、そのあとはどうするのだろう? グローバリズムとやらでのっぺらぼうになってしまった地球で資本主義はどうなってしまうのだろう? やっぱり意味のない蕩尽=戦争でもおっぱじめるしかないのだろうか? 年来の疑問であるのだが。


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