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いやぁ、また傑作をお書きになったらしいぞ天声人語 [天声人語]

天声人語ウオッチャー?としては不覚であった。何だかとんでもない話をお書きになって、ネット界隈で失笑をかっているらしいのだ天声人語。とりあえずお約束のリンクは以下。

凍えるピザ配達員に缶ビール渡す話が「ほっこり」? 朝日新聞「天声人語」の感覚がズレていると話題に

改めて解説すると、コレ、2月2日付の「作品」なのだが、朝日の投書欄に載った話をネタに一席ぶったものであるらしい。 どういう話かというと、先に関東圏に大雪(笑)が降った際、さいたま市に住む女の子がお母さんに宅配ピザを注文してもらったのだという。配達員さん、2時間後にようやく到着。全身びちょびちょである。さすがにお母さん、何かせにゃと思ったらしい、缶ビールを手渡した。で、女の子のほうも10円の菓子(うまい棒かなw)を渡した。今度は天気の良い日に注文するからネ、っていいながら。

都会の片隅に生まれたこころのふれあい?に、天声人語子えらく感動したようである。「内なるオーブンに火が入」った、とかこそばゆいことを書いておるぞ。

しかし、ま、コリャ笑われるわなあ。

先にリンク先にはネット住民の声が紹介されておるが、いちいちゴモットモである。曰く

「バイクで配達している人にビールを渡すなんて、飲酒運転幇助で捕まるレベル」
「凍えた体にキンキンのビールなんて嫌がらせレベル。普通はあったかいお茶かコーヒーじゃないか?」
「そもそもあの大雪の日に宅配ピザを頼むなんて大間違いなんだよ」

そうそうその通り。そもそもそんな日にピザ注文するのは非常識であって、そんなこと初手からわからんでどーする、つー話である。天声人語子としてはむしろそんな愚行に走ってしまった母娘に正義の鉄槌を下さんとマズイだろう。あるいは、何て浮世離れした家族なんだろうとあきれる、とか。

やっぱこの書き手は貴族主義者なのだ。だから安い時給でこき使われ、それでも豪雪(笑)の日にバイクで必死でピザ届けたはいいが、そこで冷たいビールとうまい棒(仮)とゆー驚愕のお土産を手渡され、もうほとんどカフカ的状況に打ちのめされながら店に戻っていったであろう青年の心持ちには全然思いが及ばないのだった。「若者は時給を超えた出会いを得た」 みたいなトンチンカンなことを書いてしまうのだった。

いけません。もう末期症状ではないだろうか。


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